金融の中でも資産運用の領域で事業展開をする「MONO Investment」

── まず、御社の事業内容をお伺いできますか?
(佐々木さん) MONO Investmentは金融領域でビジネスをしている会社です。金融といっても色々な金融がある中で、資産運用の領域で事業をしています。さらに言うと、その中でも運用商品を「作る人」と「売る人」が世の中には存在していていますが、私たちは「売る人」たちにフォーカスを当てたビジネスとなっています。
具体的なビジネスモデルは、BtoBtoCとBtoCの両方がありまして、銀行や証券会社、IFAといった資産運用をしたいと考えている投資家の方へアドバイスをする人に向けて、より良いアドバイスができるようになるための資産運用提案サポートロボ「WealthForce」を開発しています。CRM=Customer Relationship Management(顧客管理)機能のほか、投資家の資産状況を“見える化”、分析した上で、提案資料を自動で作成できるような機能などが備わっています。「資産運用の力になる」という意味から「WealthForce」という名称です。
また、BtoCでは、個人向け資産運用サポートサービス「投資のコンシェルジュ」も提供しています。金融情報メディアやアドバイザー紹介・相談サービスの他、プロのアドバイザー向けの機能を、コンシューマー向けにUI=User Interface(ユーザーインターフェイス)などを分かりやすくして、機能を絞って提供することで、個人投資家自らが行う資産運用のサポートをするためのプロダクトを作っています。
エンジニアの組織化に向けて人材不足の課題を解決したいとSOKUDANを導入

── CRM機能やUIにこだわったプロダクトを持ち、金融領域でのビジネスを展開されているMONO Investmentですが、今回SOKUDANを導入しようと思った背景にはどういった人的課題があったのでしょうか?
(佐々木さん) エンジニアを組織化させていくための人材が欲しいと思ったのが背景です。これまで、一人で4人分くらいの働きをしてくれるエンジニアが在籍していました。事業の立ち上げの時期も、その方がほぼ一人でやってくれるなど大変優秀だったのですが、「その人だけに頼っているのでは良くない。ちゃんと組織を作っていかないと。」という課題があり、エンジニアを集めて組織化したいと思っていたんです。
副業マッチングサービスの決め手「実際にSOKUDANに登録してみた!」
── 様々な求人プラットフォームや副業マッチングサービスがある中でSOKUDANに決めた理由は何でしょうか?
(佐々木さん) 申し上げたように私たちはエンジニアが欲しかったのですが、エンジニアの方々もフルタイムで働くというよりも、副業で関わる選択肢が出てきましたよね。副業マッチングサービスも色々と立ち上がってきていたので、実は私自身がユーザーとして登録してみたんですよ。なぜなら、ユーザーとして使いやすいということは、応募者がそこに集まるわけで、良いサービスになっていくだろうと確信したんです。
そこで有名な会社にはほとんど登録をして、利用してみました。その中でもSOKUDANは、新しい人材がどんどん入ってきていて、検索をかける際のタグ管理もしっかりされていて、非常に良いと思いました。実際にSOKUDANの担当の方にお話しを伺って、その日のうちに契約をしました。
実際に使ってみると、良いなと思う人材が沢山いらっしゃり、エンジニアももちろんですが、ビジネスサイドを手伝ってくれている方もいます。ビジネスサイドの方もSOKUDAN経由で採用し、フルリモート勤務ですが今ではコアメンバーとなっています。
副業で入っていただいたのに、本業よりも働いてくださっているんじゃないかと思う方などもいて、想像以上にコミットしてくれる方がSOKUDANで見つかった印象です。
副業でフルリモートでもコミット量とバランスを重視して採用
── それはとても嬉しいです。ちなみに、副業人材の方が働きやすい環境作りについてはどのように工夫されていますか?

(佐々木さん)弊社は副業の方が本当に多く、副業人材を前提に成り立っている会社なので、そういった意味では副業人材の方は働きやすいと思っています。
業務委託や副業でも雇用形態ではなく、フルタイムなのか週20時間勤務なのかといった時間の方が重視しているポイントです。例えば週10時間しか働けませんという人が多すぎると、フルタイムの人にしわ寄せが行ってしまうので、そのバランスは考慮しています。
働き方も自由で、私自身も週に2日くらいしか出社しておらず基本的にリモート勤務で本当に自由です。エンジニアは全員フルリモートで、そもそも住んでいる場所もバラバラですし、2か月に1回は顔を合わせられたらいいなという感じですね。
副業人材の採用はフィーリング重視。現場のエンジニアが面接官
── なお副業人材を採用するにあたって重視されていることはありますか?
(佐々木さん) フィーリングです。性善説に立って、「この人は、出来ないことを出来ると言っていることはないだろう」という考えに基づき、もしフィーリングが合えば採用し、作業に入っていただく流れです。これは意外にハズレたことがないんです。
エンジニアの採用だとしたら、エンジニアの面接官に技術的な会話をしてもらい、相性を見てもらってから、採用を決めていますね。
もちろん企業理念や事業展望などを経営者から伝える面接も大切ですが、一緒に仕事をする仲間という点では現場のエンジニアが面接をすることは重要です。仕事内容や技術面でのスキルのミスマッチも防ぐことができます
副業人材を活用して事業成長へ。資産運用の世界をよりよくしたい。〜創業秘話〜株式会社MONO Investmentとは?
── 株式会社MONO Investmentの創業秘話についてもお伺いします!創業されたお二人は、大学時代からのお知り合いだったそうですね?

(佐々木さん) はい、大学の時からの付き合いで、友人です。元々2人とも大学で経済学を研究していて、金融や投資に関して当時からものすごく興味があり、学生時代には私と中西と他 2人の合計4人のメンバーで、証券分析の世界大会に日本代表として出場したこともありました。
そういった背景もあり、中西とは「金融で何か将来面白いことをしたいね」と話していました。ただ、2人とも起業に関しては知見がありませんでしたので、大企業での就職を経てから一緒に起業した流れです。
私たちは、株の割合も全く一緒だし、給料も一緒。もし会社の代表取締役が参加した方が良い場があった際にはどちらかが出席できるので、代表が2人いることのメリットを享受しています。
── 学生時代から志を共にしてきたわけですから、やはり始めから自然な流れで金融領域における起業を考えていたのでしょうか?
(佐々木さん) いえ、実は最初は新型コロナウイルスの感染拡大によって困っている飲食店向けに資金調達のプラットフォームを作るというサービスを立ち上げたんです。
飲食業界や旅行業界の大物の方にもサポートをしていただき、実際に営業もかけてみたのですが、そもそもその時期に飲食店が開いていなかったほか、サービスへの理解も全く得られなくて上手くいかなかったんです。
そこで、やっぱり大学の時にやっていた金融資産運用の領域にしようと路線変更をしました。
── では、企業としての強みや独自性は何かありますでしょうか?

(佐々木さん) 二つあると思います。一つはビジネスモデル。もう一つは人材です。
ビジネスモデルについて我々は「顧客本位」を一番に謳っていますので、特定の利益に基づくのではなく、「本当に顧客のための提案になっているのか」という問いに対して環境インフラを整えているところが強みです。
また、金融機関でキャリアを積んできたメンバーだけではなく、システムにも精通しているメンバーなど、金融×ITの領域で働いてきた仲間が多いので、そこも強みだと思っています。MONO Investmentは、私佐々木と中西の2人で共同創業をしているのですが、中西はIT技術を駆使して債券などを分析している世界企業のBlackRock社で何百兆円という規模の資産運用を分析していたバックグラウンドがあるんです。
アライアンスやファイナンス系は私の方が得意ですが、中西は実際の運用のシステムを作っていた経歴から、深いシステムの話は彼が担当しています。
── では最後に会社の目標や展望をお伺いできますでしょうか?
(佐々木さん) とにかく投資の世界をもっと身近にしたいと思っています。アメリカだと、自分で自分の資産を運用することが当たり前なのですが、日本だと資産運用をやらなくてはいけないと頭では分かっているけれど、多くの人が定期預金をしてしまっている状態かと思います。
自分で簡単に運用ができるような世界を作っていきたいと思っており、資産運用の世界をより良くするためにこれからも貢献できたらと考えています。
そのために優秀な人材の採用は重要な経営課題です。今後もSOKUDANを活用して、副業人材の採用と活躍による事業成長を加速していきたいです。
【会社概要】
会社名:株式会社MONO Investment
設立 :2020年1月
URL :https://corp.monoinv.com/
事業 :資産運用提案サポートロボ「WealthForce」の運営
個人投資家向け資産運用サポートサービス「投資のコンシェルジュ」の運営