【一覧】新規事業人材を採用できるおすすめのマッチングサービス
まずは、新規事業人材の採用におすすめの5つのマッチングサービスを一覧で紹介します。それぞれ強みや支援スタイルが異なるため、自社の状況に合うサービスを選ぶ際の参考にしてください。
| サービス名 | 料金体系 | 稼働開始までの日数 | 提案・スクリーニング | 契約形態 | 主な強み |
| SOKUDAN | 初期費用0円 | 最短翌週 | AIと人による二重スクリーニングで、候補者を5名程度に厳選 | 3社間契約(正社員化も可能) | AI・DXなど先端領域の即戦力に強く、採用工数を削減しやすい |
| HiPro Biz | 要問い合わせ | 要問い合わせ | コンサルタントが選定を支援 | 3者間契約 | 3.9万人以上の登録者を持ち、69業種×36職種を網羅。稼働後もコンサルタントが伴走 |
| ProSharing Consulting | 初期費用0円 | 要問い合わせ | プレ面談で課題に合う人材を抽出 | 案件ごとに個別コンサルティング契約 | 全業界・全職種のプロ人材が揃い、課題定義から実行・グロースまで支援 |
| lotsful | 初期費用0円 | 最短5日 | 条件に合うタレントを選定 | 3者間契約 | ビジネス系職種に特化。迅速なアサインと受け入れ支援に強い |
| プロの副業 | 要問い合わせ | 稼働は最短5日。採用は最短2週間以内 | 要件定義から提案まで一貫対応 | 3者間契約 | 年収1,000万〜1,600万円クラスのハイクラス人材を業務委託で活用できる |
新規事業人材に限らず、業務委託人材全般の採用におすすめのマッチングサービスは、以下の記事で紹介しています。
新規事業人材の採用が難しい理由

新規事業の成功は、誰がリードし、どのようなメンバーで進めるかに大きく左右されます。一方で、新規事業を担える人材の採用に苦戦する企業は少なくありません。まずは、新規事業人材の採用が難しい理由を、3つの観点から整理していきます。
前例のない領域で専門性が必要
新規事業は、既存事業の延長線上で進められるとは限りません。社内にノウハウがない領域に踏み込むケースも多く、市場理解やプロダクト設計、営業戦略など、初期フェーズから幅広い専門性が求められます。
そのため、誰がリードし、どのメンバーが伴走するかによって、意思決定の質やスピードは大きく変わります。仮に社内に知見を持つ人材がいても、既存事業の中核を担っている場合は簡単に異動させられません。結果として、外部から専門性を補う必要が生じやすくなります。
不確実性が高く固定費を抱えにくい
新規事業は、撤退や方向転換の可能性を常に含んでいます。そのため、想定通りに進まないことを前提に、人材体制を設計する必要があります。
このような状況でフルコミットの正社員を採用すると、人件費が固定費として重くのしかかりやすくなります。撤退判断の足かせになるだけでなく、事業フェーズが変わった際に、役割を再定義しにくい点も課題です。
立ち上げ初期では、必要な期間・役割に応じて柔軟に人材をアサインできる仕組みを整えることが重要です。
求められる人材が市場に出てこない
新規事業を任せる人材には、事業の立ち上げ経験や業界知見、失敗から得た学びなど、複合的なスキルが求められます。単なる実務担当ではなく、事業を前に進める推進力も必要です。
しかし、こうした人材は市場全体で見ても限られており、通常の正社員採用や求人媒体ではなかなか出会えません。すでに本業を持ちながら、副業や顧問として複数社に関わっているケースも多く、従来型の採用手法だけでは接点を作りにくい層だといえます。
新規事業人材は業務委託マッチングサービスで採用するのがおすすめ

業務委託とは、フリーランスや副業人材などを、雇用契約以外の形で活用する働き方です。新規事業は、必要なスキルや人材要件がフェーズごとに変わりやすいため、柔軟に業務委託人材を確保できるマッチングサービスの活用と相性がよいといえます。
ここでは、新規事業人材を採用するうえで、マッチングサービスを活用するメリットを5つに分けて解説します。
転職市場にはいない即戦力人材と出会える
新規事業の立ち上げ経験や、特定領域に深い知見を持つ人材は、転職市場に多く出てくるわけではありません。本業で重要なポジションを担いながら、副業や顧問として複数社に関わっているケースも多くあります。
業務委託を選択肢に入れることで、通常の求人媒体やエージェントではアプローチしにくいハイクラス層とも接点を持ちやすくなります。雇用前提では動きにくい人材に対しても、稼働日数や関わり方を柔軟に設定できるため、結果として採用候補の母集団を広げられます。
フェーズに応じて柔軟に役割・稼働を調整できる
新規事業はフェーズごとに必要な役割やスキルが変わるため、固定的な人材配置では無駄が生じやすくなります。正社員採用を前提にすると、週5日のフルコミットが本当に必要なのか、事業が止まった場合のリスクをどう吸収するのかといった課題も出てきます。
業務委託であれば、必要なタイミングで必要な業務だけを切り出して依頼できます。週1〜2日の稼働や、3ヶ月単位での見直しなど、柔軟な設計がしやすい点もメリットです。小さく始めて成果を確認しながら稼働量や役割を調整できるため、無駄な投資を抑えながら検証を進められます。
複数の専門人材を組み合わせてチームを組成できる
新規事業は、1人の優秀な人材だけに任せて成立するものではありません。戦略やマーケティング、セールス、プロダクトなど、複数の専門性を組み合わせて進める必要があります。
とはいえ、すべての領域で高いスキルを持つ人材を一人で見つけるのは現実的ではありません。
業務委託であれば、役割ごとに最適な人材を集めてチームを組成できます。正社員採用では難しいスキル単位での最適化がしやすく、事業フェーズに応じてメンバー構成を組み替えやすい点もメリットです。
採用要件の整理から人材選定までノウハウを活用できる
新規事業は自社に採用実績がないことも多く、要件定義や求人設計の段階でつまずきやすい領域です。「どのようなスキルセットが必要か」「どのレベルの経験者を求めるべきか」を社内だけで判断するのは難しく、求人内容が抽象的になって応募が集まらないケースもあります。
マッチングサービスの知見を借りれば、現実的な要件に調整したうえで募集を進められます。応募者のスクリーニングを通じて、適合度の高い人材に絞って提案を受けられる点もメリットです。要件定義から候補者選定までを任せられるため、自社の負担を抑えながら採用活動を進めやすくなります。
スピード採用と改善サイクルを回せる
マッチングサービスは、問い合わせから求人公開、候補者の提案までを短期間で進めやすい仕組みになっています。新規事業のように意思決定スピードが重要な局面では、この立ち上がりの早さが事業推進に直結します。
仮に応募が集まらない場合でも、条件や打ち出し方をすぐに見直せる点も強みです。自社だけでは回しきれない採用のPDCAを高速で回せるため、「待つ採用」から「動かす採用」へ切り替えやすくなります。
AI時代に求められる即戦力の業務委託人材と、最短60分でマッチングできるマッチングサービス「SOKUDAN(ソクダン)」のサービス資料を無料でダウンロードできます。業務委託採用の進め方や費用感、導入事例をまとめています。
業務委託と外注の違い
新規事業を進める際は、コンサルティング会社や制作会社に外注する方法もあります。
法人発注は体制が整っている一方で、費用が高くなりやすく、契約や要件定義に時間がかかる場合があります。試行錯誤が前提となる新規事業では、柔軟性に欠けると感じる場面もあるでしょう。
その点、業務委託人材の活用は、コストとスピードのバランスを取りやすい選択肢です。
両者の違いを表にまとめると、以下のようになります。
| 業務委託の活用 | 法人発注(外注) | |
| 費用感 | 稼働量・期間に応じて調整でき、初期コストを抑えやすい | 体制込みの料金になりやすく、費用が高くなる傾向がある |
| 立ち上げスピード | 短期間で稼働開始できるケースが多い | 契約・要件定義・体制構築に時間がかかる場合がある |
| 柔軟性 | 役割や稼働日数をフェーズに合わせて見直しやすい | 契約範囲が固定されやすく、軌道修正に手間がかかる |
| 関与の深さ | 当事者として事業に踏み込んでもらいやすい | プロジェクト単位の支援になりやすい |
| ナレッジの蓄積 | 自社メンバーと並走するため、社内に知見が残りやすい | 成果物は残るが、プロセスのノウハウは外部に依存しやすい |
| 向いているケース | 立ち上げ初期の検証フェーズ、役割を細かく分担したい場面 | 仕様が固まり、まとまった体制で一気に進めたい場面 |
新規事業人材を業務委託で採用できるおすすめのマッチングサービス5選
ここからは、新規事業人材の採用に活用できるおすすめのマッチングサービスを5つ紹介します。
各サービスによって、得意領域や支援スタイルは異なります。自社の事業フェーズや課題と照らし合わせながら、適したマッチングサービスを検討してみてください。
SOKUDAN(ソクダン)

SOKUDAN(ソクダン)は、転職市場では出会いにくいAI時代の即戦力人材と、最短60分でマッチングできるマッチングサービスです。BizDev(事業企画)、エンジニア、マーケター、営業・セールスなど、事業成長を支援できる人材が幅広く登録しています。
事業企画担当だけでなく、AI導入戦略、DX推進、数十社規模で新規サービスの立ち上げに携わってきた外部顧問クラスの人材にもアプローチできます。また、新規事業のテーマになりやすいAI領域では、AIエンジニア、AIコンサルタント、データサイエンティストなど、先端領域に強い人材も豊富です。
人材要件の定義、求人作成、母集団形成、書類選考といった煩雑な工程は、SOKUDAN側が支援します。AIと人の目による二重のスクリーニングを行い、ミスマッチの少ない候補者を5名程度に絞って提案してもらえます。
企業側は複数の候補者を比較しながら検討でき、採用プロセスでは面接に集中しやすくなります。稼働後に双方の合意があれば、正社員化への切り替えも可能です。
| 項目 | 内容 |
| 料金体系 | 初期費用0円から利用可能 |
| 稼働開始までの日数 | ・最短60分でマッチング可能 ・最短翌週から稼働可能 |
| マッチング精度 | ・AIと人を組み合わせた伴走支援により、精度の高いマッチングを実現 ・独自のスクリーニング機能により、ミスマッチを防ぎながら採用工数を70%削減可能 |
| 登録者数・職種別比率 | ・実務経験5年以上が約6割 ・20代後半〜40代前半のミドルクラスを中心に、BizDev・エンジニア・マーケター・営業・デザイナーなどが登録 |
| 人材の比較 | ・ミスマッチの少ない候補者を5名程度に絞って提案 ・複数人を同時に比較できる |
| 対応領域 | 事業戦略構築、新規事業立ち上げ、AI導入戦略、SaaSの新規開拓、営業組織構築、DX推進など、戦略立案から実行まで幅広く対応 |
| 契約形態 | ・基本的に3者間契約 ・正社員化も可能 |
| 向いている企業の特徴 | ・新規事業の立ち上げに必要な専門チームを急ぎ構築したい企業 ・AIやDXなど社内に知見がない先端領域のプロをアサインしたい企業 ・採用リスクを抑えるため正社員化を見据えて業務委託からスタートしたい企業 |
HiPro Biz(ハイプロビズ)

HiPro Biz(ハイプロビズ)は、企業の経営課題に応じて、高い専門性を持つ業務委託人材を紹介するマッチングサービスです。3.9万人以上の人材が登録しており、0→1の立ち上げ、事業戦略の立案、AI・IoTなどの先端技術を活用した事業開発まで、幅広い領域に対応しています。
プロジェクトに合った人材とは、契約前に打ち合わせができます。スキルや相性を確認したうえで依頼できるため、ミスマッチを防ぎながら必要な知見を取り入れやすい点が強みです。
業務開始後も、HiPro Bizのコンサルタントが進捗を確認します。必要に応じて、業務範囲の見直しや契約内容の変更についても相談できるため、外部人材の活用に慣れていない企業でも安心して進めやすい体制が整っています。
| 項目 | 内容 |
| 料金体系 | ・コンサルティングプラン:業務工数や課題の難易度に応じて決定 ・成果完成型プラン:成果物や実務内容の難易度に応じて決定 ・人材紹介:年間報酬の35%+110万円(紹介手数料の最低額は198万円) |
| 稼働開始までの日数 | 要問い合わせ |
| マッチング精度 | ・コンサルタントが要件確認から人材選定まで支援 ・契約前に人材と直接打ち合わせができ、スキルや相性のミスマッチを防ぎやすい |
| 登録者数・職種別比率 | ・登録者数は3.9万人以上 ・20代後半〜70代前半まで幅広く、69業種×36職種を網羅 |
| 人材の比較 | 要問い合わせ |
| 対応領域 | 0→1の立ち上げ、サービス開発・運用、事業戦略の立案、技術・シーズの事業化、コーポレートベンチャリング、プロダクトマネジメントなど |
| 契約形態 | ・3者間契約 ・人材紹介の場合は直接契約 |
| 向いている企業の特徴 | ・固定費を抑えながら必要なタイミングで高度な専門性を取り入れたい企業 ・新規事業のノウハウが社内になく、0→1の立ち上げを加速させたい企業 ・自社メンバーを育成しながら進めたい企業 |
ProSharing Consulting(プロシェアリングコンサルティング)

ProSharing Consulting(プロシェアリングコンサルティング)は、株式会社サーキュレーションが運営するプロ人材活用サービスです。3万人以上の人材が登録しており、IT系やシニア層に偏らず、幅広い業界・職種のプロ人材が揃っています。
対応領域は、領域選定、アイデア創出、戦略立案、社内調整、経営層への報告、実行、グロースまで幅広く、AI・IoT・VR・ブロックチェーンなどの先端テクノロジーを活用した事業開発にも強みがあります。
初期費用がかからないため、自社の課題に合ったタイミングで導入しやすい点も特徴です。企業が抱える曖昧な悩みを、コンサルタントが「解決すべき課題」として整理し、最適なプロジェクトとして組成します。
マッチングして終わりではなく、課題解決まで伴走しながら、プロジェクトの軌道修正や進捗管理をサポートする体制も整っています。
| 項目 | 内容 |
| 料金体系 | 初期費用0円 |
| 稼働開始までの日数 | 要問い合わせ |
| マッチング精度 | コンサルタントによるプレ面談を経て、企業の経営課題に合ったプロ人材をアサイン |
| 登録者数・職種別比率 | ・登録者数3万人以上 ・IT系やシニア層に偏らず、全業界・全職種のプロ人材が総合的に揃う |
| 人材の比較 | ・コンサルタントが最適な候補者をリストアップ ・契約前に3者での事前面談が可能 |
| 対応領域 | 領域選定・アイデア創出、戦略立案・事業計画、実行・グロース、先端テクノロジー活用、デジタル・ECなど |
| 契約形態 | ・案件ごとに個別コンサルティング契約を締結 ・詳細は要問い合わせ |
| 向いている企業の特徴 | ・新規事業のノウハウがない企業 ・AI・IoT・ブロックチェーンなど社内に知見がない領域で事業を立ち上げたい企業 ・知見をインハウス化したい企業 |
▼ProSharing Consulting(プロシェアリングコンサルティング)のサービス詳細はこちら
lotsful(ロッツフル)

lotsful(ロッツフル)は、大手企業・ベンチャー・スタートアップと即戦力人材を副業でつなぎ、事業や組織の課題解決を支援するマッチングサービスです。ビジネス系職種に特化しており、事業開発、マーケティング、セールス・カスタマーサクセス、経営企画・管理などの人材が多く登録しています。
初期費用は0円で、人材参画後の業務委託費のみが発生する仕組みです。案件掲載や各種サポートは無料で利用できます。案件作成、人材探し、契約手続きはlotsful側が対応するため、社内の採用リソースが限られている企業でも進めやすい点が特徴です。
また、経験豊富なコンサルタントが、オンボーディングや受け入れ後の体制構築まで伴走します。人材を迎え入れた後に、どう活かすかまで相談しやすいマッチングサービスです。
| 項目 | 内容 |
| 料金体系 | 初期費用0円(契約決定まで完全無料) |
| 稼働開始までの日数 | 最短5日でアサイン可能 |
| マッチング精度 | 条件に合う人材をlotsfulが探索・選定 |
| 登録者数・職種別比率 | ・即戦力のビジネス系職種に特化 ・事業開発17.2%、マーケティング16.6%、セールス・カスタマーサクセス16.6%、経営企画・管理11% |
| 人材の比較 | 要問い合わせ |
| 対応領域 | 戦略から実行まで一貫して対応可能 |
| 契約形態 | 3者間契約 |
| 向いている企業の特徴 | ・新規事業として参入したい市場・業界の知見がない企業・ 専門職種の経験者が社内にいない企業 ・改善したい事業・組織課題はあるが、リソースが不足している企業 |
プロの副業

プロの副業は、ハイクラスな専門人材を業務委託で紹介するサービスです。転職市場では出会いにくい、年収1,000万〜1,600万円クラスのプロフェッショナルを、週1.5〜3日程度の業務委託としてアサインできます。
登録者の半数以上は、新規事業開発やマーケティングの上流設計などで、企業成長を支援してきた実績を持っています。WebサービスやSaaSの事業責任者として、立ち上げからマネタイズまで経験した人材も登録しており、経営に近い視座で支援を受けやすい点が強みです。
ヒアリングから最短5日、採用から稼働開始までは最短2週間以内で進められます。面談は原則1回、最大でも2回までのため、選考にかかる工数も抑えやすい設計です。
専任コンサルタントが経営課題をヒアリングし、事業内容に合わせて最適な人材を提案します。契約締結や稼働開始後の支払い・請求手続きも運営側が対応するため、企業側は本質的な議論に集中しやすくなります。
| 項目 | 内容 |
| 料金体系 | 要問い合わせ |
| 稼働開始までの日数 | ・最短5日で案件稼働開始が可能 ・採用までは最短2週間以内 |
| マッチング精度 | 専任コンサルタントが企業の課題をヒアリングし、要件定義から最適な人材の提案まで一貫して支援 |
| 登録者数・職種別比率 | ・登録者数は1万人以上 ・新規事業開発・マーケティング・広報・PR・戦略人事などの分野で実績を持つプロ人材が半数以上 |
| 人材の比較 | ・専任コンサルタントが要件に合わせて経歴書ベースで人材を提案 ・その後、企業・人材・事務局による3者面談で比較・検討可能 |
| 対応領域 | 経営戦略・事業開発のアドバイス、ビジネス/開発プランの構築、0→1の立ち上げからマネタイズ、マーケティングの上流設計、競合リサーチ、資料作成など |
| 契約形態 | 3者間契約 |
| 向いている企業の特徴 | ・ハイスキル人材をフルタイムで雇うコストを抑えたい企業 ・採用すべき人材の要件定義から相談したい企業 ・数週間以内に即戦力をアサインして事業を加速させたい企業 |
新規事業人材の採用でよくある課題と向き合い方

実際にマッチングサービスを活用して新規事業人材の採用活動を進めると、いくつか共通してつまずきやすいポイントがあります。ここでは、新規事業人材の採用で起こりがちな課題と、その向き合い方を解説します。
要件に完全に一致する経験を持つ人材がいない
新規事業は前例のない領域に踏み込むため、最初から条件に完全一致する経験者はいない前提で採用設計を行うことが重要です。ドンピシャの人材を求め続けると、候補者がなかなか決まらず、採用活動が長期化する恐れがあります。
見るべきなのは、類似領域でどのように成果を出してきたかという、再現性のある経験やスキルです。事業フェーズや課題を分解し、共通する論点に強みを持つ人材を探すほうが現実的です。
完全一致を求めるのではなく、「どこまで近ければ許容できるか」の基準を先に決めておくと、判断のブレを減らせます。
必要なスキル・役割を言語化できない
最初から完璧な要件定義を目指すと、議論が止まってしまうことがあります。新規事業では、事前に必要な役割やスキルをすべて見通せるわけではありません。
そのため、まずは仮説ベースで要件を設計することが重要です。「最初にやるべきことは何か」から逆算し、初期フェーズに必要な役割を切り出していきます。
採用活動を進めながら要件をブラッシュアップする前提で動けば、検討が止まりにくくなります。マッチングサービスのコンサルタントや外部人材の知見も活用しながら、現実的な要件に調整していくことが近道です。
スピードと慎重さのバランスが取れない
新規事業では、スピードを重視するか、慎重に見極めるかで判断が揺れやすくなります。選考途中の迷いを減らすには、判断基準と意思決定ラインを事前に決めておくことが重要です。
面接回数や選考フローはできるだけシンプルにし、短期間で結論を出せる流れにしておきましょう。迷ったときの判断ルールも、あらかじめ決めておくとスムーズです。例えば、「基準を満たしていれば前に進める」と決めておくことで、判断が停滞しにくくなります。
完璧な人材を探し続けるよりも、仮説検証を一緒に回せる人材を優先するほうが、新規事業のフェーズには適しています。
報酬が高く、予算とのバランスが取れない
新規事業を任せられる人材は希少性が高く、提示される報酬が想定以上になるケースも少なくありません。事業の成功が不透明な中で、高単価人材に投資する判断は難しいものです。その結果、採用を見送ったり、要件を下げて中途半端な人材を採用してしまったりするリスクもあります。
対応策としては、最初からフルコミット前提で考えず、稼働量や役割を絞ってアサインする設計が有効です。また、短期的なコストだけでなく、「その人材が事業を前に進められるか」という投資視点で判断することも重要です。
参考までに、業務委託の相場感と正社員採用との違いを整理すると、以下のようになります。
| 区分 | 目安 | 備考 |
| 業務委託(時給型) | 時給5,000〜15,000円程度 | 領域や経験年数で変動する(AI・戦略系などは高めになる傾向) |
| 業務委託(月額型・週1〜2日) | 月25万〜80万円程度 | プロジェクト単位の関与に向いている |
| 業務委託(月額型・週3〜4日) | 月60万〜150万円程度 | 事業責任者クラスの稼働を任せたい場合の目安 |
| 正社員採用(事業責任者クラス) | 年収1,000万〜1,500万円超+採用コスト | 紹介手数料は理論年収の30〜35%が一般的 |
正社員採用では、年収に加えて、社会保険料、賞与、退職金原資、紹介手数料なども発生します。一方、業務委託は稼働分のみの支払いになるため、検証フェーズでは総額を抑えやすい点が違いです。
まとめ
新規事業人材の採用には、社内にノウハウがない領域で専門性が求められる一方、不確実性が高く、正社員採用ではリスクを抱えやすい難しさがあります。また、必要なスキルセットを持つ人材は転職市場に出てきにくく、従来型の採用手法だけでは出会いにくいのが実情です。
こうした課題に対しては、マッチングサービスの活用が有効です。転職市場では出会いにくいハイクラス層と接点を持てるだけでなく、事業フェーズに応じて役割や稼働量を柔軟に調整できます。
要件整理から人材選定までの知見を借りられるため、自社だけでは難しい採用のPDCAも回しやすくなります。
どのフェーズで、どの役割を、どの程度の稼働で任せたいのかを整理したうえで、自社に合うマッチングサービスを選んでみてください。小さく始めて成果を見ながら役割を広げていくことが、新規事業の不確実性とうまく付き合う現実的な進め方といえます。
