── 株式会社knewitの事業について教えてください。

(小川さん)knewitは、メーカー・商社といった荷主企業様を対象にサプライチェーンのDXを推進する会社です。
具体的には、企業様の受注・配送計画・納入業務などの見直し、再設計を支援するコンサルティングと、それらの業務を効率化するSaaS型プロダクト「ニューイット」を組み合わせたハイブリッド型の事業を展開しています。
弊社では、こうしたアプローチを「Supply Chain Re-engineering(SCR)®」と定義しています。SCRとは、「サプライチェーン」に「BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)」を組み合わせた造語で、商流・物流・情報流の再構築を目指すものです。
── 組織体制と、普段の働き方やコミュニケーションの取り方について教えてください。
(小川さん)正社員、業務委託含めて25名(2026年7月時点)で業務を行っています。
組織は営業やコンサルタントなどのビジネスサイドのメンバーを中心に、エンジニアやコーポレートのメンバーで構成されています。
日常的なやり取りに使っているのは、Slackです。また、社内では「どのような形で仕事を進めるのが最も効率的か」をその都度判断することを重視しています。例えば打ち合わせが必要な場合、リモートで問題なければWeb会議で、ホワイトボードを囲んで話したほうが良ければ出社するなど、柔軟に動いています。
スピード重視で業務委託採用へ切り替え
── 貴社が抱えていた採用課題を教えてください。
(小川さん)案件の増加に伴ってコンサルタントを増員したかったのですが、正社員採用が思うように進まなかったことです。
当初は人材エージェントも利用して正社員を募集していたのですが、「ぜひ一緒に働きたい」と思った人材には他社からもオファーが集まるため、なかなか採用に至らなかったのです。
1ヶ月ほどたっても採用が決まらなかったため、弊社に力を貸していただける人材とよりスピーディーに出会いたいと、業務委託での採用を検討することにしました。
── 業務委託の採用を選択肢に入れるという意思決定は、比較的早かったのですね。
(小川さん)実は3年ほど前に、別の媒体経由で業務委託のコンサルタントを採用したことがあります。その方とはもう3年くらいお付き合いしていて、非常に高いパフォーマンスを発揮してくださっているんです。
即戦力として活躍していただけるイメージが持てていたので、迷わず意思決定できました。
SOKUDANの魅力は「適切なスクリーニング」と「即戦力人材の豊富さ」
── 貴社の採用担当の方からSOKUDANを紹介されたと伺っています。導入してみていかがでしたか?

(小川さん)まず良かったのは、候補者を適切にスクリーニングしていただけたことです。
今回多くの方からご応募をいただいたのですが、時間の都合もあり、すべての方と面談するのは難しい状況でした。
そこで、SOKUDANのCS(カスタマーサクセス)担当者があらかじめ要件に合う方を選定してくださったのがありがたかったです。その後面談をするうえで、明らかなミスマッチを感じた方はいませんでした。
── 率直なご感想をありがとうございます!
(小川さん)適切にスクリーニングいただいたうえでもなお、十分な候補者数が確保されていたことも印象的でした。
これは、弊社の求める要件に合う方が一定数いなければ、起こりえなかったことだと思います。それだけ、SOKUDANのプラットフォームには優秀な人材が多く集まっているのだと実感しました。
面談は最大5回。候補者のキャリアを見据えたすり合わせ
── 採用活動をするにあたって、面談はどのような体制で進めていきましたか?
(小川さん)面談は、私をはじめ取締役や社内のメンバーも交えて行いました。回数は候補者によっても異なりますが、少なくとも3回、多い方では5回ほど面談しましたね。
── 丁寧に面談を重ねていったのですね。その場ではどのような話をされたのでしょうか?
(小川さん)「ぜひ一緒に働きたい」と思った方には、面談2回目の時点でその意向をお伝えしていました。そこから先は、お願いしたい業務のうちどこまでをお任せできるのか、他にどのようなことを担っていただけるのか、といった点を時間をかけてすり合わせていきました。
そもそも、今回の候補者の皆さんは高いスキルや専門性をお持ちです。参画先の選択肢は他にもあったかと思います。そこで、今このタイミングでknewitに加わることで、どんなメリットがあるかもお伝えするようにしましたね。
その方のキャリアビジョンをお聞きしつつ、「knewitではこんな仕事に挑戦できる、こんなスキルが身につく」といった部分も含めて踏み込んでお話ししました。
── 候補者のジョブフィットだけでなく、その先のキャリアも含めて丁寧にすり合わせを行ったのですね。
(小川さん)そうですね。ご本人の意向と、弊社の提供できる機会が合っていなければミスマッチにつながってしまいます。面談を多く設定したのは、お互いの人となりや考え方への理解を深めるためでもあります。
コミュニケーションが個人と組織の可能性を広げる
── 今回はSOKUDAN経由でコンサルタント3名、プロダクトデザイナー1名を採用いただきました。お任せしている業務内容や、ご活躍ぶりはいかがですか?
(小川さん)コンサルタントの方に主に担っていただいているのは、対クライアント様のプロジェクトマネジメントです。そのうちお一人には、導入を検討中のお客様への最終提案書の作成など、セールスに近い分野の業務もお任せしています。
プロダクトデザイナーの方には、細部の作り込みだけでなく、プロダクト全体を俯瞰したうえでの設計まで関与してもらっています。
皆さんこちらの指示待ちではなく、社員と二人三脚でコミュニケーションを取りながら自発的に動いていただいてます。まさに理想としていた関わり方で、即戦力としての活躍を心強く感じています。
── 順調に成果を出されているのですね。
(小川さん)もちろんご本人の希望や事情はあると思いますが、将来的には正社員への転換もぜひ前向きに検討していただけたらとも思っています。実は弊社の7割が業務委託から転換したメンバーなんです。knewitの事業や組織になにかしらの魅力を感じて、そういった決断をしていただけたらうれしいですね。
── 業務委託から正社員に転換された方が、そんなに多くいらっしゃるのですね。正社員への転換につながった理由はなんだとお考えですか?
(小川さん)転換理由はそれぞれ異なると思いますが、一つ会社として意識しているのは、さまざまなメンバーとの対話の機会を作ることです。
例えば、その方が今後必要とする知識や経験を別のメンバーが持っていたら、積極的にコミュニケーションを取ってもらうよう働きかけています。私自身も、社員だけでなく業務委託の方とも積極的に1on1していますね。
例え仕事に直接関係がない話だとしても、そうした対話こそが、新たなひらめきやパフォーマンスの向上にもつながると考えています。
── 小川さん自ら、社内に活発なコミュニケーションが生まれる導線を意識的に作っているのですね。
(小川さん)少し大きな話になりますが、今後日本の労働人口はどんどん減っていく見込みです。そうした中でも仕事を成り立たせていくには、一人ひとりの強みをどう生かし、周囲とどう連携していくかを考え抜くことが、より重要になると思うんです。
限られた人員でも成果を上げていける組織のあり方は、これからも模索し続けていきたいです。
事業の未来を託せるエグゼクティブ人材をSOKUDANで
── なぜ、コンサルティングとプロダクトのハイブリッドで事業を展開しようと考えたのでしょうか。
(小川さん)サプライチェーンに関連する業務は、企業によってフローが大きく異なるのが特徴です。荷物の種類や海外との取引の有無、物流を自社で担うのか、あるいは子会社・外部の事業者に任せるのかなど、さまざまな条件によってフローが変わります。
そのため、例え豊富な機能を備えたSaaS型の物流管理システムであっても「自社にはフィットしない」といったケースが少なくありません。
そこで弊社では、まずコンサルティングを通じてお客様の業務を整理・設計し、その実情に合わせた形でプロダクトを提供しています。画一的なシステムを導入してもらうビジネスモデルとは異なります。
── プロダクト「ニューイット」の特徴についても教えてください。

(小川さん)「ニューイット」は、受注・デリバリー・配送・カルテの4つのモジュール構成されており、必要な機能を組み合わせて実装できる仕組みになっています。
プロダクトは三層構造で、まず土台となるのは、導入企業様各社に共通する機能を備えた基盤の層です。
中間層には、導入企業様に合わせて機能をノーコードで構築、アレンジできる仕組みを備えています。具体的には、不要な機能を非表示にしたり、基幹システムと連携したりと、細かな調整が実現できます。この柔軟性が大きな強みになっています。
そして最上層には、中間層で設計した処理をAIで自動化する仕組みを設けています。
操作画面は現場の方が使いやすいようシンプルに設計し、定着のしやすさにも配慮しています。
── 最後に、今後の展望と採用していきたい人材の方針をお願いします。
(小川さん)サービスの体制が整ってきたので、これから先はより多くのお客様への導入を広げていきたいと考えています。
そのために欠かせないのが、人材です。コンサルタントについては、今後も正社員・業務委託の両方で募集を続け、それぞれの人数のバランスを見ながら採用していきたいと思っています。
また、事業の拡大期を支えるCxO人材の採用も進めていく予定です。特に、営業やコンサルティングといったビジネスサイドを牽引してもらえるエグゼクティブ層の採用を強化していきます。
こうしたハイレイヤー人材の採用においても、SOKUDANを活用できたらと考えています。まずは業務委託として参画いただき、双方の意向が合えば長期的に関わっていただく流れが作ることができれば理想ですね。新たな仲間と出会えることを楽しみにしています。
【会社概要】
会社名:株式会社knewit
設立 :2022年2月
URL :https://knewit.jp/
事業 :サプライチェーンのDXコンサルティング・プロダクト「ニューイット」提供